ノートテイキングを教えればいいのに
太田あや『東大合格生のノートはかならず美しい』を本屋で立ち読み。確かに、きれいなノートだ。板書を綺麗にノートに写せる人って、その時点で情報の優先順位とか、メモすべき点が分かっていたりするということなので、理解力が高いんだよね。そうしてまとめることが好きでやっているというのもそうだと思うけど。結果、そういう人たちが東大に入る、というだけなのじゃないかな。
そうしたノートテイキング(Note Taking)のスキルって、日本では教えないよね。慶應幼稚舎で手帳の使い方を授業でやっている、というのを教え子から聞いたことがあるけど。そういうのって、意外と大事だと思うのよね。さすが幼稚舎と思ったものです。公立の小学校で、ノートの取り方とか手帳の使い方とかメモの仕方とか、教わらないでしょ?(うちの小学校ではやらなかった)ノートテイキングもしっかり教えればいいのに。
- 作者: 太田あや
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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本の体裁として面白かったのは、本当にノートがそのままスキャンされていること。「おおっ!」と思いました。こんな感じにおもしろいプロジェクトや製品などの企画書がスキャンされて本になったら、買うけどなー。そういえば、著名建築家たちの卒業設計を集めた本をABCで見かけたことがあったな。あれ、おもしろいと思うんだよなー。何て本だっけなぁ…。記憶なし。これだろうか?>五十嵐太郎『卒業設計で考えたこと。そしていま』
- 作者: 五十嵐太郎
- 出版社/メーカー: 彰国社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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