日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

今週は歴史ウィーク

何だか、歴史物を続けて読んだ感じ。週の前半、高田崇史QED 諏訪の神霊』を読了。諏訪神社の御神渡とか、御頭祭などなどの謎。「どうして神様を山から引きずり下ろして、冷たい川の水をくぐらせなきゃならないんだ」とか、そういう祭りだと思い込んでいたから、言われてみるとなるほどなぁ、と思う疑問だったりする。諏訪神社は言ってみたいなぁ。寒いんだろうな…。

QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)

QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)


その後、梅原猛『海人と天皇(上)』を読了。梅原猛さんと言えば、「隠された十字架」*1なわけですが、そこから派生して井沢元彦とか高田崇史とか好きになったようなものなので、ちょっとした先祖返りです。しかし、さすがに大御所、先祖様、書いてあることが難しいがな!しかし、大宝律令の頃から、すでに天皇に実験を持たせずに太政官が代わりに権力をふるうようにデザインされていたのだなぁ、と思うと、明治維新の頃にいきなり太政官政府とかができたのは、本当に王政復古だったのね。王政だけど王政じゃないわけですが。うーん、歴史ってすごい。
まだ上巻。下巻まで全部読めるかなぁ。自信なし。

*1:法隆寺は、恨みを抱いて殺された聖徳太子一族の鎮魂の寺だ。だから、山門の真ん中に柱がある、みたいなことが書かれているわけです。