勉強初め-1 教育にもおもてなしは大事
夜、テレビで映画「HERO」を見ていたのですが、いろいろな伏線が繋がり始めた辺りまでしか記憶がなく、気付けば24時。うわー。ただ起きただけはもったいないので、本を読み始めたら止められなくなって27時まで。
中島聡『おもてなしの経営学』を読了。経営学における「おもてなし」って何?と前提となる知識がないままに読んだのですが、非常におもしろかったです。User Experienceを「おもてなし」と訳していたのか。思い切った意訳は本当に難しいけれど、これは非常に適切だと思います。User InterfaceとUser Experienceの違いを、ただの遊園地とディズニーランドになぞらえているのも、とてもわかりやすい。
教育カリキュラムも、同じことが言えるなぁ、と思いながら読んだ。自分でカリキュラムを書くときには、「何を教えるか」ということだけでなく、それを学んで「どんなふうになるか」「どういう感想を持つか」「どんなふうに生活が変わる(はず)か」までを考えて書く。これって「おもてなし」なんだなぁ。うちの社長がよく僕のカリキュラムを読んで「愛がない」と言っていたのは、まさにこのことだよな、と思った。そんな考えのきっかけをくれた本。
これは日常生活でも一緒だなぁ。家族に対しても友達に対しても、「おもてなし」をすることは大事だよな。苦手分野だ。2009年のひとつの目標にしよう。[→blog@Yui おもてなしの経営学]
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