中高生の一生懸命はいいね
某イベントのお手伝い。6年ぶり?7年ぶり?ひさしぶりの皆様にたくさんお会いできました。あれから公私共にいろいろあったなー、としみじみ。ずいぶん時間が経ったなあと思います。
審査員として、中学生・高校生のプレゼンテーションを審査。思ったことは以下に。
- 答えの出ないテーマにがっぷり向き合ってみることに意味があると思う。例えば、「愛を届ける」なんてどうすんだ?というテーマでも、しっかりそれを考え抜いて、伝えようと努力することに意味があると絶対的に思っている。その姿勢に、敬意を覚えます。
- パフォーマンス/プレゼンテーションが上手、というのとは違う、伝えたい意思が見えたチームを、上のステージに上げました。審査は紛糾して、本当に悩んだけれど、プレゼンが上手なチームの生徒たちは他の大会などでも受賞ができたかもしれないな、と思った。でも、僕らが選んだチームは、今、今日、この場でプロである審査員が褒めてあげることで大化けするんじゃないかな、と思った。結果、審査員特別賞。おめでとうございます*1。
- しばらく、ミスチルの「GIFT」を聴くたびに今日のグランプリを思い出しそう。小倉昌男が思い浮かぶな、きっと。下手なギターも、ひたすら胸を打つ。
- 作り手の愛を感じるイベントでした。そして、生徒たちのやりきった感のある顔が印象的だった。お手伝いができてよかったと思います。
- 審査結果発表後、他の審査員の皆様と一緒に受賞チームに声を掛けにいく。そのまま、記念撮影〜質問コーナーに発展。みんなまだ高校1年生。4人のうち、3人は将来したいことも決まっていなくて。でも、こうして積極的に質問に来たり、ただ検索して情報を探すだけじゃなくてYahoo!知恵袋に質問を投稿したり、そういう「行動する」「一歩踏み出す」こと全部が、今回の受賞につながったんだと思うよ、ほんと。自分がそういうタイプでないだけに一層、そう思う。
- イベント終了後、企業の懇親会〜スタッフ打ち上げと参加。ちょうど卒業生たちのテーブルに同席することになりまして、とっても熱い若い意見を聞くことができました。「おれ、先生の後継者になるって決めてるんすよ!」と母校に戻って教員になりたいと告げてくれた子、家族への感謝を口にした高校生の子*2、みんなキラキラですよ。いいものです。こちらまで幸せに。
なんだか、初心に帰った感じです。もっともっと、がんばらなきゃいけないよね。