日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

学生1:社会人4の研究授業

DF高校の3年生選択授業の研究授業に参加してきました。生徒9人に社会人36人*1という超贅沢シフト。しかし、これだけの社会人を巻き込めるところに、担当のK林先生の手腕が光ります。授業もテンポよく、2時間があっという間。そして、いつも思うことですが生徒たちのリアクションの良さ、考える勘の良さ、プレゼンテーションの堂々っぷり。ここまでできるものなのだよな。進学校だから、というのだけではない気がするんだ。
手っ取り早くまとめてしまうならば、問題解決の1つのアクションとして、ギャップフィリング(gap-filling)を行うための手法を学ぶクラス。高い壁に唖然とするのではなく、高い壁の前に階段を作ればいいじゃないか、というもの。階段を作ることはポジティブに取り組み、前に進むことに他ならない。なるほど。非常におもしろい。とても勉強になりました。
で、宿題として「自分の成功体験を1分で語れるように」というのが出ていまして、自分で考えてから行きました。で、思ったのだけど、僕はあんまり成功体験がないなぁ。グループワーク(生徒1人+社会人4人)では、見事な学生さんたちの仕切りっぷり。ちょっと自分で話し過ぎたかも、反省。でも、今後の展開について手を動かして考えられたのはよかった。婚活をもじって、「パト活」。一緒に開発作業ができる、自分と同じ方向を向いているけど自分とは違うアンテナと知識を持っているパートナーを探そう、ということで。アクションプランとしては以下のような感じ。

  • 教育関係の書籍を読み倒す。月に5冊。
  • 自分の目指す教育の方向を、誰にでもいいから話しまくる。1日1人、週5人。上手に話せるようになるためには、話しまくること。
  • Webや講演会、研修などのときに、何度も話した自分の考える方向性を話してみる。
  • 興味を持ってくれた人には、直接コンタクトをとって会いに行く。
  • まずは手弁当レベルで、一緒に何かをやってみる。
  • 一緒に仕事をしないか声をかける。

というような流れかな、と。秋くらいまでをめどに。目標設定としてはSMARTで。SMARTは目標設定時のポイントです:Specific(具体的に)、Measurable(測定可能なかたちで)、Achievable(達成可能で)、Result-based(成果を計測でき)、Time-oriented(作業時間を意識し、期限のあるかたちで)を意識しましょう。

*1:この中には、経営者がいたり、何冊も著書を出している人がいたり。超豪華メンバーですよ…