日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

自分の野心に気づきました

昼過ぎ、急遽だったのですが、うちの会社のアドバイザーC氏と会う。アメリカ人の男の子で、15歳の頃からビジネスをしていた子。以前、来日したときに会ったのが2000年なので、9年ぶり。5分くらい、つなぎで話をするだけという予定でしたが、予想外に長くいろいろ話して1時間ほど。思いがけない階段で得した気分。
彼は今は経営コンサルタントをしているというのもあるし、うちの会社のビジネスも知っていたりするので、「最近はどんなビジネスをしているのか」「どういうアプローチをしているのか」「アメリカだとこういうビジネスがある」みたいなやりとりが中心。非常におもしろかった。
アメリカでは、大学の卒業生の2割しか職を得ることができなくて、教育ローンを返すことができない人もいて…と状況は悲惨。日本も近い感じになっていくのだろうなぁ、と思うので、行き先の一つの事例としてアメリカの様子は見ておかなきゃダメだな。
それと、話をしていて「個人として、仕事のどこに注力しているの?」と訊かれて、「今はとにかく自分の作ったカリキュラムで学ぶ人が多くなるような状況を作りたい」というふうに返事をした。その後で、「もちろん、自分で教えるのも好きなんだけど」…「一人で少人数を教えていたって、日本の教育市場とか教育の状況にインパクトは与えられないじゃん」というふうに続けてしゃべった自分に自分でびっくり。
英語で話しているときは、日本語とはちょっと違う思考回路にスイッチを入れていると僕は思っているし、日本語よりもいろいろと明確に言葉を補わないと文章ができないので、こういう気持ちが出てきたんだろうなぁ、と自分の深層で感じていた野望にびっくり。そうか、僕は日本にインパクトを与えたいのか。でも、それを知れてよかった、か。
こういうことに気づけたこと自体、C氏が優秀なコンサルタントだってことだろうな。感謝。