シュタイナー教育
堀内節子『0歳から7歳までのシュタイナー教育』を読了。数ある教育法の中でも、ちょっと異色なシュタイナー教育。大学の頃、身近な後輩がすごく好きだったので、いろいろと話を聴いたり本を読んだりしたものでした。自分が親になると、また見え方も違ってくるもの。
3歳の子どもがする片足立ちや階段跳びは、バランス感覚や運動感覚の働きが脳とつながり、まもなく自由に身体をコントロールできるようになることの予兆です。何度も何度も嬉しそうに繰り返して見せてくれるのは、それらができるようになったからだけではありません。頭の中で自分がしてみたいと思ったことが自由にできるということが嬉しいのです。自分の身体が一歩一歩自分の思うように使えるようになる、これが嬉しいのです。(p.14)
うちの息子、いま2歳半。すっごくよくわかる、この感覚。どんどんできることが増えてきて、楽しいのだろうね。
あと、シュタイナー教育で3年生のときにみんなで家を作る、というのがいいな、と思った。
シュタイナー学校では3年生(9歳くらい)が授業で家作りをします。子どもたちが家を作るわけですが、図面を書いたり難しい測量などはできません。でも、3年生が行うということに意味があるのです。ともすれば欲望と好奇心に任せて分散して行く意志の力を、家作りを通して構築していく方向に向けていくのです。Ip.17)
小さい子の欲望と好奇心って、てんでバラバラだから(それでいいとも思うけど)、それをひとつの方向にまとめていくのって、いいやり方だと思う。[→メモ:0歳から7歳までのシュタイナー教育]
0歳から7歳までのシュタイナー教育 (学研ECO‐BOOKS)
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