「ジグβは神ですか」

森博嗣『ジグβは神ですか』を読了。ひさしぶりのGシリーズを書店で見つけたので、うきうきと読み進めた。紅子さんも出てくるし、真賀田四季も出てくるし。あいかわらずの天才描写…。人は天才を前にすると、こんなものかもしれないなあ。
前作から長かったから覚えてないぞ…（笑）赤柳さん、いたね！という感じな僕は、だめな読者かも…。ああ、いつもながらの伏線はりまくりだな…。
プライドなくググってみて、ああ、そうかあと納得。赤柳さんの正体はずーっとネット上で話題になっていたのだね。でもそれに答えが出た感じ。赤柳さんで那古野（＝名古屋）と言えば、青柳ういろう。赤と青を組み合わせれば、紫で、「簡単でしょう？」っていうのを書いている方がいらっしゃって、妙に納得。ああ、そういうことかあ。
作品でも何年か経ってからの設定だったので、このタイムラグを実感させるためにわざと期間をあけたのかなあ…。

ジグβは神ですか (講談社ノベルス)