アカデミックスマートからストリートスマートへ
神永正博『食える数学』を読了。原題は「Mathematics for Survival」かあ。おおお。中身的には、数学ができなかった人の代表的な言い訳が並んで、その言い訳について「いや、そんなことないでしょ?」って話が続く、っていう構成。
お!と思ったのは、「アカデミックスマートからストリートスマートへ」というところ。目次に並ぶ文字だけでも好き。
アカデミックスマートからストリートスマートへ
・見る前に跳べ
・数学は体育
・止まるより進むほうがラク
・挽回のチャンスは、あちこちにある
・いきなり勉強法・好奇心というエンジンを止めるな
・ものわかりが悪くたっていいじゃないか
・ちょっとヘンな子でも大丈夫
・「学校の勉強がつまらない」という才能
学校の成績がいい=アカデミックスマート、というのではないけれど、地頭がいい=ストリートスマート、という子にはたくさん会ってきたから、わかるなあ。「好奇心というエンジンを止めるな」とか「ものわかりが悪くたっていいじゃないか」とか「ちょっとヘンな子でも大丈夫」とか、励まされる保護者さまは多いと思うんですよね。
- 作者: 神永正博
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