日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

期待と妄想の心理学

ダニエル・ギルバート『幸せはいつもちょっと先にある 期待と妄想の心理学』を読了。心理学的な描写が専門的で、さまざまな学説や実験結果を紹介してある。「期待と妄想」っていうのは、行動経済学との関連するところだし、「悪い状況からは撤退しにくく、良い状況からは早めに撤退する」というような心理(株やギャンブルの損切りの難しさ)とかとも繋がる部分。専門的な部分については、そう大きく知らずともよいので、授業でネタとして使えそうな考え方の錯覚というか騙しのゲームをいくつかメモ。[→メモ:幸せはいつもちょっと先にある 期待と妄想の心理学]

幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学

幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学

「カリキュラムでメシが食えるように」仲間をつなぐ

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お茶の水で打合せ。神田からだと歩いていける距離なので、のんびりと歩き、道々アイデアを脳内で出しながら行く。淡路町からニコライ堂の前を通って坂を上がって…というのもできるけど、直線距離として近いのは中央線の線路沿いを歩くこと。ということで、線路沿いを歩き、湯島聖堂の前を通って坂を上っていく。のんびりで楽しいです。
坂を上がりきったところで橋を渡って、JRの駅の方へ。今の会社のスタートアップに参加したときは、お茶の水の某社の会議室で準備をしていました。…あれからもうすぐ11年ですからね…。早いなぁ。
で、まさにそのビルで、I谷さんとちえちゃんとで顔合わせをして、何か一緒にやっていきましょう!という会議。顔合わせは、著書を読んでいたりブログを読んでいたり、Twitterを見ていたり、というのですんなりといろいろな話ができる。I谷さんは一緒に話をしていると、根源的な問い掛けをしてくる人です。それがすごく好き。知らないうちにいろいろ考えさせられている、という感じがします。両方をしっていて、おもしろいことになるんじゃないか、と予感をしていたので、真ん中にいて僕も興奮しました(笑)「カリキュラムでメシが食えるように」、ぜひ、がんばりましょう!
ところでお茶の水までの道のりが予想以上に楽しいことに気付いた。湯島聖堂の前あたりからだと、丸の内線が地上を走り、その向こうにJRの線路があって、ホームの上にニコライ堂の屋根がかすかに見えて…何だか空が広い場所だなぁ、と思います。曇り空だったのが残念。次の打合せは、青空になりますように。そしたらまた歩こう。
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夏開会終了。

帰りの電車の中で、ひぐちアサおおきく振りかぶって(14)』を読了。1年生だけのチームの夏大会が終了。主人公も、チームのメンバーも、みんな試合の中で成長したなぁ、と思える。チームスポーツっていいっすね。ストーリーの中で、失敗しちゃった子が「おれは役立たずだ」というシーンがあるのだけど、僕は中学校も高校も部活ではそう思っていたっけなぁ…。と、何だか懐かしくそんなことを思った。
大会は終わっても、まだ次があって、これからが楽しみ。しかし、いつも思うけども、野球シーンよりもベンチの中での監督の心の声の描写が本当におもしろい漫画だ。必殺技とかないし、めちゃめちゃ強くもないし、ヒーローも別にいないけど、でもその分すっごくリアル。

おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC)

思考力とかって、だいたい一通り出揃ったのかも。

榊原英資『榊原式スピード思考力』を読了。特に目新しいものなし。というか、カリキュラムを書こうと思って「思考力」をキーワードにけっこうな数の本を読んでいると、だいたい言っていることってそう変わらない。そういう意味では、だいたい出揃ったのかも。あとは、個人の志向に合わせて、ちょっとした工夫のところが違ったり、というだけなのかもなぁ。

榊原式スピード思考力

榊原式スピード思考力