ちょっとバイオレンス系を続けて。

今さらながら高見広春『バトル・ロワイアル』を読了。こういうバトルもの、しかも中学生が殺しあうなんて設定がすっごい嫌いで読まずに来たのですが、映画で続編が公開されるのとブックオフで100円で見つけたことと、当時の話題になりっぷりを思い出してトライ。読み始めて最初は、「こんなのいや〜！」と思ったけど途中からは引き込まれてしまった。もっともっと広げて書けそうな題材だったな。伏線がいっぱい埋められてあった気がしたけど、そのあたりあまりなく終わってしまった感じ。外伝とか出せそう。
モラル的にどうだろう？と思うところはいっぱいあるけど、ひとを信じたいという気持ちと人を信じることの難しさとか、国家と社会システムとか、じっくり考えたいポイントいっぱい。でも、ビジュアルで見るのはいやだな。頭にこびりつくからね、イメージが。映画を見るのはやめよう。でも、誰がどんな役なのかとか、描き方を見てみたい気もする。委員長、いいよね。好き。

バトル・ロワイアル

ついでに、エヴァを最終話まで見た。徹夜明けほどこうして無理やり時間を作って何かをしたくなるのはなぜだろう→テスト前に模様替えをする一般法則。で、エヴァですが。最後の２話分、賛否両論ですが僕はやっぱりこの終わり方好き。最後の「ここにいてもいいんだ！」という言葉がすごく好きです。確か、映画版もダビングしてるからどこかにあるはず。探してみよう。