社会人大学院か
こないだいらっしゃった方からいただきました本、山内祐平・中原淳『社会人大学院へ行こう』を読了。おもしろかった点は、1)アメリカでは社会人大学院という概念がない。なぜならいつでも学べるというのが普通であり、わざわざ社会人とつけないから。2)社会人大学院で大変なのは実は教授たち。そこで教える教授たちは、これまでアカデミズムの社会で培ってきた知識が、現場でたたき上げてきた知恵を持つ大学院生にさらされるのだから。もちろん、対立ばかりでなくそこからいい効果もたくさん生まれてくるだろう。だからこそ、おもしろい。ま、ビジネス界から教授になる人、教授でありながら入閣する人、いろいろといてもっともっと流動化すればいい。新しいアカデミズムが出来ていけばいいと思う。
- 作者: 山内祐平,中原淳,社会人大学院研究会
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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