日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

「No fun, no gain.」

松田公太『すべては一杯のコーヒーから』を読了。タリーズコーヒーの社長さんです*1。あまり齢変わりません。
いや、一人で熱意でタリーズとの契約にこぎつけ、がんばってタリーズを大きくしてきたことは聞いていたので、こんな落ちている時期に読めば、ちょっとアップするかなと思ったのです。でもがんばらなきゃどうしようもない、ということはわかりました。がんばってこそ、手に入るものがあるのです。本の中でも出てきましたが、「No pain, no gain.」です。ちなみに、タリーズでは「No fun, no gain.」というそうです。楽しくないと、がんばれない、と。
そう言えば、僕にとっては、高校の部活がまさに「No fun, no gain.」だった気がしてます。練習は本当にきつかったし、自分のスキル的にもいま一つだったし。でも、練習後の部室のだべりは楽しかったし、みんなで工夫をしながらやってた自主練も楽しかった*2。女子部からもらったバレンタインデーのお返しを買いに行く役を決めるためのミニサッカーも楽しかった*3。そういうのを知っているのだから、今だってがんばれるはずなのにな。初めてじゃないじゃん、って感じ。

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)

*1:ホリエモン藤田晋・野尻佳孝と並び称される、若手ベンチャー起業家『四天王』の一人なのだそうです。そんな括りがあるとは知らなかった。

*2:定時制があったうちの高校では、あまり遅くまで部活ができなかったので、部活終了後に家の近所の公立高校のコートに忍び込んで練習したりしてた(笑)

*3:芸術的な至近距離でのシュートミスとかもあったな…。