「No fun, no gain.」
松田公太『すべては一杯のコーヒーから』を読了。タリーズコーヒーの社長さんです*1。あまり齢変わりません。
いや、一人で熱意でタリーズとの契約にこぎつけ、がんばってタリーズを大きくしてきたことは聞いていたので、こんな落ちている時期に読めば、ちょっとアップするかなと思ったのです。でもがんばらなきゃどうしようもない、ということはわかりました。がんばってこそ、手に入るものがあるのです。本の中でも出てきましたが、「No pain, no gain.」です。ちなみに、タリーズでは「No fun, no gain.」というそうです。楽しくないと、がんばれない、と。
そう言えば、僕にとっては、高校の部活がまさに「No fun, no gain.」だった気がしてます。練習は本当にきつかったし、自分のスキル的にもいま一つだったし。でも、練習後の部室のだべりは楽しかったし、みんなで工夫をしながらやってた自主練も楽しかった*2。女子部からもらったバレンタインデーのお返しを買いに行く役を決めるためのミニサッカーも楽しかった*3。そういうのを知っているのだから、今だってがんばれるはずなのにな。初めてじゃないじゃん、って感じ。
- 作者: 松田公太
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 文庫
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