明治時代だって知らないことばかり
福田和也『乃木希典』を読了。乃木希典と言えば、旅順攻略戦、殉死、と言ったところがぱぱっと頭に思い浮かびますが…。乃木夫人はけっこうつらい日々だったのですね。何だか何も知らずに愛妻家だったようなイメージがあったのですが…。
あと、伏見桃山陵*1が明治天皇の御陵なのね。奈良の祖父母の家に行くときに乗る近鉄京都線に「桃山御陵前」って駅があって、ずーっと知っていたはずなのに、「御陵」がお墓だったことも、それが誰のお墓かってことも、あまり考えずに来たので、びっくりでした。もともとは伏見城の敷地だったんか。へー。
まだ伏見桃山陵に明治天皇が葬られてから96年。100年経ってないんだよね。100年前のことなのに、こんなに知らない…。
- 作者: 福田和也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/08/26
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*1:これで「ふしみももやまのみささぎ」と読むのも知らなかった