20歳の時に知っておきたかったこと、こういうタイトルに弱い。
ブダペストに向かう飛行機の中で読了した、ティナ・シーリグ『20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』タイトルの「20歳の時に知っておきたかったこと」とかよりも、ティナ・シーリグさんによるさまざまな創造性を高めるワークショップのアイデアの方がおもしろくて、一気に読んでしまったもの。帰国してきて改めて読んでもおもしろい。
「不可能に思えること」に挑戦するうえで、いちばん邪魔になるのは、周りから「できるわけがない」と端から決めてかかられることです。大きな問題に取り組むのは、たしかに大変です。ここでも、いくつかルールを破ることが役に立ちます。(p.50)
その通り。「できるわけがない」と決めてかかるな、でも何でも努力せずにできるわけじゃない、ということは、学校でしっかり伝えるべきことだと思っているので、そのための手法がいくつも書かれていて刺激を受けた。親として読んでもとても勉強になる本だなぁ。
あと、「失敗のレジュメ」を書くことを薦めています。これは、私生活や仕事上、あるいは学校で犯した主な失敗をまとめてレジュメにする、というもの。失敗それぞれについて、その経験から何を学んだかも書いてもらうのだそうです。これ、おもしろそうだ、僕には必要だなぁ。Evernoteで失敗のレジュメを書いておいて、iPhoneとかで読み返してみたりするといいかも。同様に、励まされるメールもEvernoteにアップしておこうかな。いつでも読めるiPhone上に反省と励ましの言葉を貯めておくのはいい方法だな。[→メモ:20歳の時に知っておきたかったこと
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
- 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: ハードカバー
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