日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

ボードゲーム上の戦略と、歴史上の戦略家が考えたことを、上手にリンクさせて教えられないかな

自由が丘でレッスン。Tic-Tac-Toeとハンニバルをプレイ。
幼稚園クラスでやったTic-Tac-Toeは、○×ゲームですけど、ストーリーに色がついていない分、インストラクターがその上に盛り込む説明をいろいろと工夫することができます。その上に盛り込む説明こそが、カリキュラムの力だし、インストラクターの腕の見せ所になるわけです。僕らが教えているプログラムは、教材のように勘違いされることがありますけど、そうではなくて「どう教えるか」の方法論なのです。
続けて小学生クラスでプレイした「ハンニバル」というゲームでは、ハンニバルが「ローマ帝国の軍人さんだ」という説明をすること自体が小学生には難しい。上手に日本史の合戦とかと絡めて話したいな、と思ってFacebookで「相手の動きを陽動して誘い込み、討ち取った合戦…何かないかな…。歴史好きな人、知らないですか?」と相談してみたら、「大阪 冬の陣 の真田丸の攻防ですね」「龍造寺家の釣り野伏せでしょ」「カンナエの戦いのような少数による多数の包囲戦というのは、日本の合戦にはなかなかないですね。歩兵と騎兵の分離がされてないから。騎兵で後方を突くとイメージだと、源平合戦の一の谷の戦い。篭城している敵を、平地に誘い出すというと三方原の戦いでしょうか。」など、さまざまな意見をいただくことができました。おおー、みなさん、すごーい。研究します。ボードゲーム上の戦略と、歴史上の戦略家が考えたことを、上手にリンクさせて教えられないかなあ。
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