アテネオリンピックで大活躍
野沢尚『龍時 03-04』を読了。アテネオリンピックでのサッカー日本代表の戦い。なんと史上初の…ですよ(笑)フィクションでなければいいのに。
試合の描写がいい感じです。なんだかピッチ*1上の視野が戻ってくるよ。でも、ボールが来たら近いところしか見えなくて、決してサッカーが上手ではなかった僕は、この小説で書かれていたような、相手を動かす感覚とかってのには、出会えなかったなぁ。中学校の後半で、ちょっとそういうのがわかってきたかな、みたいな。
むしろ、高校の頃にやっていたハンドボールの方が、コートでの全体の動きとかスペースとかに気づけたり、キーパーがちょっとだけ動いたからシュートコースを変えてみたり、そういう感覚ってあったかも。
- 作者: 野沢尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/07/07
- メディア: 単行本
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*1:僕が小学校でサッカーやっていた頃は、「ピッチ」なんてしゃれた言い方はなくて、たしか「コート」だった(笑)