日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

グローバル化、を授業に。

八王子市の某中学校で、I干先生にお願いをして、授業をさせていただきました。テーマは「食育」でやろうかな、と思っていたのですが、突き詰めていくとどうもまとまりが悪いので、「グローバル化って何?」に変更。中学校1年生が、「グローバル化」という言葉は知ってても、実感としてそれをどう見ているのかな、というのを知りたかったので。また、安い商品が海外からバンバン入ってくる一方で、その品質と価格の安さのバランスをどう感じているか、というのもアンケートや授業内での挙手で測るようにしてみました。結果としては、食物では意外と安ければいい、という反応。そして電子機器などについては「やはり国産」と答えた人が多かったな。これ、けっこう意外。僕らはけっこう逆だけどな…食はやはり健康に直結だし。一方、使っているPCは台湾産のエイサーだったりするし。
新しい海外援助の形としてマザーハウスのバッグ(僕が実際に使っている物)も、実物教材として登場させました。こういう小さいところから、「ああ、こういうのもあるんだ」と知って、それを例えば家庭でお父さんやお母さんに話して、新宿や池袋の百貨店とかネットとかで名前を見かけたときに、心に何か引っかかってくれればいいな、と思って作りました。
最後、校長室で校長先生とも話しましたが、「子どもたちの目が輝くところが見たい」と言ってくださった校長先生にも感謝です。
I干くんとの協働は、まだまだこれから。彼に役立つこと、何ができるかを考えながら、一緒にやることを広げていきたいと思っています。