日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

book

『帰ってきたヒトラー』、おもしろい!(まだ上巻のみ)

ティムール・ヴェルメシュ『帰ってきたヒトラー 上』を読了。ヒトラーが敗戦間近の総統官邸から現代へタイムスリップ。まんまな感じでヒトラーそっくりさんとして芸能界デビュー、というところまで。狂信的で苦笑、という部分も、なるほどなあ、というところ…

苫野さんの『勉強するのは何のため?』の答えに賛成

苫野一徳『勉強するのは何のため? ―僕らの「答え」のつくり方』を読了。苫野一徳さん、ずーっと気になっていた方なのです。今回、ようやく初めて著作を読みました。 「勉強するのは何のため?」って、子どもに訊かれることが多い質問。苫野さんはどうやって…

『アラフォー男子の憂鬱』を読んだ

常見陽平・おおたとしまさ『アラフォー男子の憂鬱』を読了。いやー、すっかりアラフォーだなあ、僕も。当時のことを振り返りながら、その裏側を教えてくれる、みたいな感じ。ビールは若者が飲むものじゃなかった、とか、当時は考えてもいなかったなあ。 執筆…

長谷川町蔵『文化系のためのヒップホップ入門』を読んだ

長谷川町蔵『文化系のためのヒップホップ入門』を読了。ヒップホップは、ほとんど通ってないなあ。かろうじて、TLCとかR.Kellyとか?R.Kellyは、メロディアスに歌えるのを、ヒップホップ調で歌ってる、とか、へー、って感じ。初期の歌と今の歌と、聴き比べて…

失敗学をテーマとしたワークショップとかあるのかな

畑村洋太郎『失敗学のすすめ』を読了。なかなかよかった。失敗についての情報を入れるほうが理解が深まるっていうのはそうだろうなあ。これを学校での知識の習得に当てはめるなら、どんな風になるのかなあ、とか考える。失敗学のすすめ (講談社文庫)作者: 畑…

最近の読書

辻村深月『本日は大安なり』を読了。途中まではあまりのらない感じだったのだけど、最後の方でたたみかける感じにおもしろくなった。辻村深月の本は好きだなあ。結婚って、まあ家族と家族の話なので、いろいろあるよなあ…というところに、いろいろ仕掛けが上…

『HHhH プラハ、1942年』を読了

そういえば、成田空港からYCATへ向かうバスのなかで、ローラン・ビネ『HHhH プラハ、1942年』を読了。HHhH (プラハ、1942年) (海外文学セレクション)作者: ローラン・ビネ,高橋啓出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2013/06/28メディア: 単行本この商品を含…

『オタク的想像力のリミット <歴史・空間・交流>から問う』を読んだ

宮台真司監修『オタク的想像力のリミット <歴史・空間・交流>から問う』を読了。「オタク」について、こんなにいろいろ切り口あるんだね…。広く、深い…。オタク的な何かって、社会を変えちゃったりするんじゃないかなあ、と思っていて、そのへんのことが触…

イノッチ、好きだなあ

井ノ原快彦『アイドル武者修行』を読了。もうね、全然仕事と関係ない本を読みたくって…。でも、なかなかよかった。イノッチ、好きだなあ。V6も、ジャニーズとしてはちょっと王道じゃない感じがしなくもないよねえ。アイドル武者修行(日経ビジネス人文庫)作者…

『都立中高一貫校 10校の真実』を読んだ

河合敦『都立中高一貫校 10校の真実』を読了。公立中高一貫校はけっこう期待をしているので、内実はどうなのかなと思って読んだ。実際に白鴎の初期を現場で知っている方が書かれている。東京には10校の実績。神奈川はまだ県立で2校、横浜市立で1校、川崎市立…

『ゲームのルールを変えろ ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営』を読んだ

高岡浩三『ゲームのルールを変えろ ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営』を読了。外資系だけれども、終身雇用だし年金制度も超充実なネスレ。キットカットの受験生応援企画の話、ネスカフェアンバサダーの話、ものすごくおもしろかった。ゲームのルール…

狭山で仕事&飲み会

藤沢から狭山まで大移動。スケジュール的に仕方なかったとはいえ…このスケジュールはちょっと無理があったな…。先生方との打ち合わせをがっつりと2時間ほどさせていただいて、その後、中華!この麻婆豆腐、美味しかったなあ! こないだ、飲み会のときに「貸…

『未完のファシズム』、おもしろかった!

片山杜秀『未完のファシズム 「持たざる国」日本の運命』を読了。ずっと気になっていた本。なぜなら、タイトルの「未完のファシズム」って何?と思ってたから。でも、それよりもサブタイトルの「持たざる国」の方が、ああなるほど、と思わされる軸だったな、…

『いま、地方で生きるということ』 inspires me a lot.

西村佳哲『いま、地方で生きるということ』を読了。すごい、いろいろ考えるきっかけをくれる本。地域のために仕事をしてる人といろいろ話したくなった。みなさん、飲みませんか?僕のぼんやりした問題意識と、「なんかできることないんすかね?」という話に…

『デジタル・デメンチア 子どもの思考力を奪うデジタル認知障害』を読んだよ

マンフレド・シュピッツァー『デジタル・デメンチア 子どもの思考力を奪うデジタル認知障害』を読了。デジタル・デメンチア 子どもの思考力を奪うデジタル認知障害作者: マンフレド・シュピッツァー,村井俊哉,小林敏明出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/0…

塩野七生『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 上』を読んだ

塩野七生『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 上』を読了。ヴェネツィア、すごいなあ。海洋国家として地中海交易で富を築いた、というくらいの知識はあったけれど、実際に1000年も続いていたのかあ。ヴェネツィアの現実的な政策が素晴らしいと思う。…

「仮面ライダー剣」を最終回まで見た

YouTubeで「仮面ライダー剣」を最終回まで見終わった。いやー、最初は全然興味がなかったんだけど、最後の方は楽しかったぞ。しかし…後味の悪い…こんな最終回はいやだあ!龍騎と言い、このブレイドと言い、最終回がカオス。それに比べると、オーズとかフォー…

何によって覚えられたいか

鈴木健介『起業失敗の法則』からメモ。そのとおりだと思う! 「やりたいこと」で起業してはいけない / 客は、見つけるものでも作り出すものでもありません。失敗しないためには、「客が待っている仕事」で起業して、あなたの存在を「客に見つけてもらう」こ…

ポンペイ~地中海ステキ

『NHKスペシャル ローマ帝国 繁栄 ポンペイの落書き』を読了。ポンペイ、行ってみたいなあ。そんなに大きな都市でなかったにしろ、コロッセオとかもあるのね…ナポリの写真も、「ザ・地中海!」という感じの明るさで、ステキ過ぎるっ! 地中海の海の青と、空…

『戦略人事のビジョン 制度で縛るな、ストーリーを語れ』を読んだ

八木洋介・金井壽宏『戦略人事のビジョン 制度で縛るな、ストーリーを語れ』を読了。八木洋介さんは、GEからLIXYLというキャリアの方。戦略人事のビジョン 制度で縛るな、ストーリーを語れ (光文社新書)作者: 八木洋介,金井壽宏出版社/メーカー: 光文社発売…

また平泉に行きたいなあ

高橋崇『奥州藤原氏』を読了。中学校の修学旅行で平泉、行ったんだけど、また行きたいなあ。当時は、奥州藤原氏のことを、「義経を売った奴ら」みたいなことしかわかんなかったけど、今なら、前九年の役と後三年の役を経ての奥州藤原氏、というふうに見られ…

高野秀行『謎の独立国家ソマリランド』、世界は広いな。

高野秀行『謎の独立国家ソマリランド』を読了。めちゃくちゃおもしろかった。描き方がおもしろいよ。そして、愛を感じる。海賊あり、内戦ありのソマリアの中で、平和を維持してるソマリランド。謎の独立国家ソマリランド作者: 高野秀行出版社/メーカー: 本の…

『偉大なる、しゅららぼん』、おもしろかった!

万城目学『偉大なる、しゅららぼん』を読了。めちゃおもしろかった。偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)作者: 万城目学出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/03/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る Evernoteで関連するノートが表示されて、20…

今度は図版でローマを!

『NHKスペシャル ローマ帝国1 誕生 ローマ世界の高まり』を読了。塩野七生さんの『ローマ人の物語』でざーっと読んだものの、もっと写真を見たい!と思って、NHKスペシャルを書籍化したものを借りてきた。でも、図版よりは文章が多くて、一度読んだはずのロ…

『外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック』を読んだ

山口周『外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック』を読了。これはなかなか、よかったなあ。手元に置いておきたいなあ。外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック作者: 山口周出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2013/0…

『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』を読んだ

塩野七生『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』を読了。『ローマ人の物語』が終わって、塩野七生作品をさらに進めて読んでいこう、と思ったので、初期の作品を手にとってみた。 十五世紀末イタリア。群立する都市国家を統一し、自らの王国とする野…

豊田穣『海軍軍令部』を読んだ

豊田穣『海軍軍令部』を読了。陸軍参謀本部にあたる、海軍軍令部。いろんな映画などでも、暴走する陸軍とスマートな海軍、的な書かれ方をしていることも多いのだけど、とはいえ戦略的には失敗しているわけで、そのあたりを知りたくて読んでみた。海軍軍令部…

『校長という仕事』を読んで

代田昭久『校長という仕事』を読了。おもしろかった。代田さんは、リクルート→和田中の校長先生。藤原和博先生の後を継いだ人です。今は佐賀県武雄市の教育監ですね。なんだかモチベーションが上がりました。校長という仕事 (講談社現代新書)作者: 代田昭久…

有川浩が本当に好きだ

有川浩『キケン』を読了。2回めかな?3回目かな?もうね、この物語、本当に大好き。ずーっと見ていたいな、と思うのです、こやつら。ちょっと打ち合わせとか提案書作成とかがたてこみ、そのわりに前に進んでいない感じがして、落ち込んでいたので、気分転換…

與那覇潤『史論の復権』を読了

與那覇潤『史論の復権』を読了。対談集です。おもしろかったなあ。『中国化する日本』もおもしろそう。日本におけるグローバル化ってなんなのだろうか、とか考えてみたくなります。史論の復権 (新潮新書)作者: 與那覇潤出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/…